動悸・息切れ(どうき・いきぎれ)でお悩みの方へ

心臓は、安静時にほぼ1秒間隔で収縮と拡張を繰り返して血液を送りだしていますが、 普段感じない心臓の拍動に異常や不快感を感じることを動悸といい、 主に心臓疾患が原因となります。
息切れは呼吸が苦しかったり、息をするのに苦痛を感じたりすることをいい、 主に呼吸器系疾患が原因となります。
心臓など循環器系の疾患、または肺など呼吸器系疾患が進行してくると動悸・息切れのほか、 唇や皮膚が暗紫色になるチアノーゼや、尿量減少、むくみ(浮腫)などの症状が出たり、 横になっても苦しく、座り込んで肩で大きく呼吸するなどの症状が発現した時は 一刻も早く医師の診断を受けることが必要です。

動悸にはこんな原因があります。

動悸にはこんな原因があります。

動悸は、心臓弁膜症や狭心症、甲状腺機能亢進症、慢性の心疾患などの心臓疾患が 原因によって心不全の状態となり、息切れも同様に呼吸器系の既往症が原因となって 呼吸不全と呼ばれる状態になります。
しかし、階段を上る途中で息が切れたり動悸がすることは正常な反応であり、 緊張やストレス、不規則な生活、過労、飲酒や喫煙、さらに自律神経失調による 更年期障害の症状として動悸・息切れが起こることも少なくありません。


これらはほんの一例です。他にもたくさんの処方があり、使うお薬はその方の体質に合わせて選びます。 メール相談をご希望の方は問診表にお入りください