中医ダイエットをはじめましょう!

「いつまでも美しくありたい」と願う女性たちにとって、ダイエットは永遠のテーマ。肥満は生活習慣病の原因にもなることから、
「健康のために痩せたい」と願う人達が増えています。
たくさんのダイエット法があふれていますが、なかなか思うようには成功しないのはどうしてでしょう?
それは、太る原因も痩せる方法も、一人ひとり違うからです。
「中医ダイエット」とは中医学の考えに基づいて、その人の体質に合わせて無理なく、健康的に美しい体を作ることを目標とします。
体の中から健康になる訳ですから、無理なく太らない体に改善され、リバウンドもありません。  

中医ダイエットの目的

中医ダイエットの目的

健康的に美しくやせる
やせるためのダイエットではなくて、積極的に健康な体をつくるためのダイエット。
ダイエットすることで、便秘や生理不順、肩こり、疲れやすい、肌荒れといった不調を
解消し、より美しくなることを目指します。

体脂肪だけを落とす
体重を落とすことが目的ではありません。
体脂肪を落とすためのダイエットをしましょう。

快適な体重(体脂肪)をキープする
リバウンドを防ぐダイエット。
ダイエットの目的は一次的にやせることではありません。
理想の体型をずっと維持してこそ「ダイエット」に成功したと言えます。

中医理論で分ける4タイプの肥満

中医理論で分ける4タイプの肥満

ダイエットを成功させる最大の秘訣は、「太る原因」を見つけ、解決していくことです 「太る原因」を解決することなく、ただ体重を減らすだけの方法では、リバウンドをしやすくなります。  中医ダイエットでは、肥満のタイプを体質で分類します。肥満も体の機能、栄養、運動、休養のバランスの崩れや偏りに原因します。
そこで、ダイエットを志すときにまずしてほしいことは、自分の体質や生活のチェックです。であなたの体質と、肥満のタイプを中医バランスチェックシートでチェックしてください。
チェック項目が少なければ、健康で肥満はないと考えられます。チェック項目が多くついたところがあなたの肥満タイプです。それぞれのダイエットプランを実行しましょう。

中医バランスチェックシート

太り方●全体的に太っている
●体重も多く、体脂肪率も高いがっちりした体型、固太り
●背中や腕等上半身に至るまで全体に太い脂肪肝など内臓に脂肪がつく30代から太り出した●体重の増減が激しい
●ダイエットのリバウンドが起りやすい。
●体が張ったり、ふくらんだように太る 。
●下半身太りで、上半身 はやせぎみ
●下腹がポコッと出ている
●体重のわりに体脂肪が多い
食生活●食欲旺盛。
●冷たいもの、油っこいものを好む。
●お酒が好きで良く飲む。
●食事を減らしてもなかなかダイエットできないつい冷たい食べ物や飲み物を選んでしまう。
●特に思い当たることがなくても太る
●拒食・過食に陥りやすい
●食事が不規則になりやすい。
●食べ物の好き嫌いが激しい
●食欲があまりない
●食べる量が少ない、とくに朝が食べられない
生 理●生理周期が早まりやすい
●月経血は鮮血量が多く、やや粘り気がある
●生理前にお腹がふくらむ。
●生理痛が痛い
●経血はくすんだ赤黒い色
●とくに生理前のむくみが ひどい(月経前緊張症)
●生理周期は不順
●生理前、生理中に過食をしてしまう 。
●ダイエットで生理が止まったり、不正出血しやすい
●生理中は疲れてだるい、眠い
●生理がくると下痢しやすい
その他●ダイエットしてもリバウンドしやすい
●便秘気味で、体調をくずすと下痢になる
●のぼせやすく、暑がり、汗っかき
●冷房の冷えに弱い
●子宮内膜症や子宮筋腫などがある
●頭痛や肩こり、胃の痛みが起きやすい
●ストレスが多い
●ダイエットが続きにくい
●思い込みが激しい
●疲れやすい、体力がない
●風邪をひきやすい
●胃腸が弱く、胃下垂気味
チェックの合計  個

多ければ ↓ のタイプ
チェックの合計  個

多ければ ↓ のタイプ
チェックの合計  個

多ければ ↓ のタイプ
チェックの合計  個

多ければ ↓ のタイプ
肥満の タイプ湿熱太りタイプ お血太りタイプ 気滞太りタイプ 気虚太りタイプ

お血タイプ

お血タイプ

お血とは
「お血」とは、血のめぐりが悪く、血液がドロドロになっている状態のこと。 コレステロールや中性脂肪など血中脂肪が多くなり、内蔵脂肪や 皮下脂肪がつきやすく、それが原因で見た目以上に体重が多くなっているのです。 血があると骨盤のうっ血が起こり、冷えやすくなったり、ホルモンのバランスも 悪くなります。気虚や気滞、湿熱が進むと、血のめぐりを悪化させ、血に つながります。若い頃に体質を改善しないままでいると、30代になって太り出し、 高血圧などの生活習慣病や婦人科トラブルにもつながるので、 早めに体のバランスを整えることが必要です。

こんな人が多い
・食生活で脂肪分や糖分の摂取が多く高脂血症、高コレステロール。
・ホルモンバランスが崩れて脂肪代謝が悪くなっている(女性に多い)。
・加齢で、血液が老化してきた人。
・疲れやストレスで血のめぐりを悪くしている。
・冷房や薄着で体を冷やし、代謝が悪くなっている。

間違ったダイエットと害
・激しい運動をすると、強い腹痛を起こすことがあります。
・ダイエット食などで栄養が偏ると、それに原因する症状が顕著にあらわれます。
・ストレスも?血を招く要素です。ストレスがあるダイエットプランは×です。

ダイエットプラン
ライフスタイル
・冷えやうっ血になりやすいので、冷房は控えめに、腰を中心に体を冷やさないように。
・「気・血・水」を巡らせるよう、長時間同じ姿勢でおらずに適宜体操や、散歩を。

食事
血の巡りをよくする食品(ニンニク、タマネギ、アスパラガス、セロリなどの野菜類、 イワシ、サバ、サンマなどの青魚類)を食べて?血を改善すると血中脂肪がたまりにくくなり、 体脂肪もつきにくくなります。生活習慣病の予防にも美容にも効果的です。

運動
血行をうながすストレッチや体操、脂肪を燃やす持久的運動を生活に取り入れましょう。 まったく運動していない人は、まず1日15分程度の軽いウォーキングから。

お血を改善する中医薬
・お血のすそ野は広いので体質、症状によって量を変え、組み合わせます。
・中心となる活血薬・冠元顆粒

気滞タイプによいお茶、ハーブ
田七人参・三爽茶をはじめとし、ローズ、ハイビスカス、ローズヒップなどのハーブ茶、 うこん、こぶ茶などがおすすめです。

ダイエット時のサプリメント
ミネラル/食用蟻 脂溶性ビタミン類/沙棘油

湿熱タイプ

湿熱タイプ

湿熱とは
冷たいものや油っぽい食物、お酒などを摂りすぎたりすると、消化機能が低下し水分代謝も 悪くなって、徐々に体内に水分が滞るようになります。この状態が長く続くと熱を持つように なります。これが「湿熱」の状態です。同じような食生活をしていても、湿熱になる人と ならない人がいます。

こんな人が多い
・大食いで、甘いもの、アルコール、間食、脂っこいものが好き。
・エネルギッシュで、体力があり、食欲旺盛。
・早食い。
・競技スポーツをしていた選手などがぱたりと運動を止めると、食欲だけは以前のままで
このタイプの肥満になります。

間違ったダイエットと害
・唐辛子ダイエットなど、香辛料に頼るとかえって食欲を増進して逆効果 です。
・内臓にも脂肪がつきやすいので、内臓の病気を起こしがちです。
・体重が重くなり、筋力が落ちると腰痛、関節痛などを起こしやすくなります。
・蕁麻疹、ニキビ、肌荒れ、アトピー、湿疹の多くもこのタイプです。

ダイエットプラン

ライフスタイル
・毎日の快便を心がけましょう。食物繊維をとり、適度な運動を。
・不規則な生活だと、知らず食べ過ぎるもの。生活に規則性を持たせましょう。

食事
・摂取エネルギー量を落としましょう。夜食、間食をやめ、甘いもの、脂っこいものは 極力減らします。
・食欲を増進する香辛料を減らします。
・満腹感が得られるように、食事はゆっくり、よくかんで。
・食物繊維を多く摂ります。

運動
・代謝をよくし、つきすぎた脂肪を落とすには持久的な運動が効果的です。
ウォーキング、サイクリング、スイミング、ジョギングを習慣づけましょう。
湿熱を改善する中医薬体質、症状によって組み合わせます。
・星火温胆湯、瀉火利湿顆粒、勝湿顆粒

気滞タイプによいお茶、ハーブ
晶三仙、五行草、三爽茶など。プーアール茶やウーロン茶など、脂肪分解力の 強いお茶を飲みましょう。

ダイエット時のサプリメント、ダイエット茶
ミネラル/食用蟻  脂溶性ビタミン類/沙棘油

気滞タイプ

気滞タイプ

気滞とは?
「気滞」とは、ストレスで気が滞っているということ。
生活のリズムが不規則だったり、仕事が忙しい、悩みがあるなど、何らかのストレスを
抱えている人に多く見られるタイプです。精神の不安定から、 「気」の流れが悪くなり、 水分が滞り、代謝が抑えられてしまうので体が張ったようにむくんでしまいがちです。 精神的にもイライラしやすく、生理前には特に体調が悪くなります。
食べないこともストレスになってしまい、悪循環を起こしやすいので、ダイエット法にも
注意が必要です。

こんな人が多い
・精神的にむらがあったり、感情の起伏が激しい人
・極端な食事制限や単一食品のダイエット(リンゴダイエットなど)に凝る人

間違ったダイエットと害
・ストレスがたまると、「気」が通じにくくなり代謝が悪くなってやせにくくなります。
・目標通りにやせられないと、それがストレスになり、投げ出したり、さらに過激なダイエットに走りがちです。
・精神的に不安感が強まり、拒食症や過食症につながることもありがちです。

ダイエットプラン
ライフスタイル
・ひとりでダイエットをしていると落ち込みがち。ダイエット仲間を作ってはいかが?苦しいとき
の励ましは、気持ちを楽にしてくれます。

食事
・空腹はストレスを高め、ドカ食いに走らせます。空腹時は牛乳や果物などを少しでも
口に入れて、空腹を紛らせましょう。
・精神のコントロールには、カルシウムなどのミネラル類も大いに影響します。
少量 づつ多くの食材を食べましょう。どうしても不足するときはサプリメントの活用を。

運動
・精神的に気分屋タイプですから、いつでもできる、長続きする、人と競わなくてすむ
運動がよいでしょう。
・汗をかくくらいまで体を動かし、ストレスを発散させましょう。
・気功や、深呼吸など体を伸ばし、心を落ち着かせるような運動で締めくくります。

気滞を改善する中医薬
・体質、症状によって組み合わせます。
・逍遙丸、開気丸

気滞タイプによいお茶、ハーブ
シベリア人参茶・三爽茶・ハーブや香味野菜は「気」の運行を促してくれます。
ジャスミンティーやミントティーなど香りの高いお茶もおすすめです。

ダイエット時のサプリメント
ミネラル/食用蟻 脂溶性ビタミン類/沙棘油

気虚タイプ

気虚タイプ

「気虚」とは?
「気」とは「エネルギー」に近い概念。「虚」とは少ないということ
(多いこと、充実していることは「実」といいます。)
つまり「気虚」とは「元気がない、体力のない体質です。

こんな人が多い
ダイエットに熱心だが、運動をしない、筋肉の少ない女性に多いタイプ。
筋力がないので、体型が下にだらりと垂れ下がりたるみが現れます。
筋肉が少ないために基礎代謝が低く、食事を少なくしてもあまり痩せません。
疲れやすく風邪を引きやすいのも、このタイプです。
このタイプは「食事量を減らす」「運動をする」といった通常のダイエットは逆効果。

間違ったダイエットと害
基礎代謝が低いと、体はますます脂肪を溜め込もうとします。
必要な栄養が不足し、免疫力が落ちて風邪をひきやすくなります。
新陳代謝が低下して生理不順を起こしやすいほか、さまざまな体のトラブルにつながります。 カルシウム不足、運動不足から、将来骨粗鬆症になる恐れが大。

ダイエットプラン
ライフスタイル
・一日の生活の中で最も「気」が作られるのは朝。朝は早起きをして「気」を高めましょう。
・疲労を残さないように睡眠を充分にとり、早寝早起きの習慣をつけましょう。

食事
・基礎代謝を高めるために「朝食」をしっかり食べましょう。
・「気」を高める主食に「玄米」「雑穀類」を欠かさず取りましょう。
忙しい時は「玄米フレーク」などを。
・夕食は軽めに。特に基礎代謝が下がる睡眠直前には夕食をとらないようにします。
・基礎代謝を高める体を温める食べ物をとり、体を冷やす食べ物は避けましょう。

運動
・最終的には一日一万歩のウォ―キングを目標に。
・最初は筋力が落ちているので、徐々に運動量を増やします。
一日10~15分のウォーキング、1キロ程度の軽いダンベルでダンベル体操を。
・ヨガや気功など、呼吸とともにゆっくり体を伸び縮みさせる運動は気の通りをよくします。

気虚を改善する漢方薬
体質や症状によって選びます。
補中益気湯・香砂六君子湯・牛車腎気丸・海馬補腎丸など

気虚タイプに良いお茶、ハーブ
シベリア霊芝茶・西洋人参・三爽茶・杜仲茶・紅茶・温かいほうじた麦茶

ダイエット時のサプリメント
ミネラル/食用蟻 脂溶性ビタミン/紅沙棘



チェックの数が多いものがあなたの太りタイプと考えられます。(複合型もあります)
もう少し詳しく知りたい方は、それぞれのタイプをクリックしてください。
混合タイプもありますので、詳しくはご相談ください

ダイエット成功のためのライフスタイル

ダイエット成功のためのライフスタイル

やせるための基本ライフスタイル20か条は、肥満者に共通してみられる要因である、食生活や生活習慣を解決するための提案です。 少ししか食べないのに太る場合や、リバウンドで太りやすくなっている方は、栄養失調が太る原因になっている場合も多いのです。
食べないダイエットではなく、しっかり食べて健康的に体脂肪を落としましょう。
やせるための基本ライフスタイル20か条
1. ご飯(主食)をしっかりと食べる。
2. 主食は玄米、分つき米、胚芽米、ライ麦パン、そばなど(精製度の低い穀類)を食べる。
3. おめざめ食に果物を食べる。
4. 昼食または夕食前に、野菜ジュースを飲む。
5. 1日3皿以上、野菜料理を食べる。
6. 海藻、きのこ、こんにゃくを毎日たっぷりと食べる
7. 1日1回、ご飯+味噌汁+大豆+漬物の組み合わせで食べる。
8. 魚料理を週に4回以上食べる。
9. 調理にはオリーブオイル、キャノーラ油を使う。
10. お菓子は量を決めてデザートとして食べる。
11. カロリーある飲み物は、飲まない。
12. 食材は旬のもの、調味料は良質のものを使う。
13. 家の中で食事をする場所を1ヶ所に決める。
14 食べるときに集中する。
15 一口ごとに20回噛む。
16 噛んでいる間は箸を置く。
17 寝る3時間前には食べない。
18 20分間続けてウオーキングする(週に3回以上)
19 寝る前に筋力トレーニングとストレッチする。
20 1日1回リラックスタイムを設ける。

1~12 食事について
13~16 食事の作法
17~20 生活習慣

中医ダイエットで使う漢方薬

中医ダイエットで使う漢方薬

中医ダイエットで使う漢方薬
中医ダイエットによく使われる中成薬(漢方薬)とハーブ等をご紹介します。

これらはほんの一例です。いろいろなタイプの複合型の方が多いので、わかりにくい場合はご相談ください。 メール相談をご希望の方は問診表にお入りください

中医ダイエットシステムで用いる中成薬・ハーブ類の例

気虚タイプ気滞タイプ湿熱タイプ淤血タイプ意味
中成薬星火健胃錠
補中益気丸
牛車腎気丸
海馬補腎丸
星火逍遥丸
開気丸
星火温胆湯
潟火利湿顆粒
勝湿顆粒
冠元顆粒体質改善
ハーブティーシベリア霊芝
西洋人参
シベリア人参晶三仙
五行草
田七人参体質改善
サプリメントミネラル:食用アリ(イーパオ)
脂溶性ビタミン類:紅沙棘
水溶性ビタミン類:心沙棘、沙棘精
ミネラル:食用アリ(イーパオ)
脂溶性ビタミン類:紅沙棘
水溶性ビタミン類:心沙棘、沙棘精
ミネラル:食用アリ(イーパオ)
脂溶性ビタミン類:紅沙棘
水溶性ビタミン類:心沙棘、沙棘精
ミネラル:食用アリ(イーパオ)
脂溶性ビタミン類:紅沙棘
水溶性ビタミン類:心沙棘、沙棘精
脳の満足
ダイエット茶三爽茶三爽茶三爽茶三爽茶体脂肪↓
サイズ↓
体重↓
食事・運動○体脂肪より体脂肪
○カロリーよりも栄養バランス
○体脂肪より体脂肪
○カロリーよりも栄養バランス
○体脂肪より体脂肪
○カロリーよりも栄養バランス
○体脂肪より体脂肪
○カロリーよりも栄養バランス