冷え性

冷え性とは末梢血管に血行障害がおきて、手足や体の温度が下がって冷たく感じることをいいます。
もともと女性の平熱は男性にくらべて0.3~0.5度くらい低いと言われていますが、 女性に冷え性が多いのは、それなりのわけがあります。 女性の体は筋肉が少なく、脂肪が多いという特徴があります。脂肪は熱を産生しませんが、 筋肉は熱を産生してくれます。筋肉の少ない女性は冷えやすくできているのです。 冷え性はホルモンの影響もあります。ホルモンのバランスがくずれると自律神経の働きが乱れ、 交感神経と副交感神経がうまく働かなくなります。 その結果、末梢血管に血行障害が起き易くなります。更年期になると、頭がのぼせたり顔がほてったり するのに手足は冷える、という人がよくいます。 このような冷えも、ホルモンバランスがくずれたために起こる症状です。 他にも、運動せずに食事だけを減らすといった誤ったダイエットにより、タンパク質、脂肪、ビタミン、 ミネラルなどが不足して栄養失調から冷えが進むことがあります。 更に、体を締めつける下着の着用や運動不足なども血行を悪くして冷えを起こすので注意が必要です。 冷え性にならないためには、からだのすみずみまで血のめぐりをよくすることが大事です。
例えば、次のように生活習慣の改善をしてみるのも良いでしょう。
1)からだを良く動かす。
2)温かいものを食べる。
3)着るものを一枚増やす。
4)冷たい飲み物をガブ飲みしない(もちろんビールも)
5)不摂生な生活や睡眠不足を改善する。
6)ストレスをため込まず、規則正しい生活を心がける
上記のような生活習慣の改善をしても、なかなか良くならない冷え性には漢方薬の服用を お勧めします。
冷え性は単に体が冷えるだけでなく、ひどくなるとさまざまな症状を引き起こすことがあります。
例えば、膀胱炎、頻尿、自律神経失調症、頭痛、肩こり、月経不順、月経痛、不眠など、 これらは体の冷えと密接に関連しています。
漢方薬の助けを借りて、できるだけ早く冷え性の辛さから解放されましょう。

中医学では、冷え性とそれに伴う症状により、次の4つのタイプにわけて改善します。

1-パワー不足タイプ

1-パワー不足タイプ

「血」と、その原料になっている「気」が両方とも不足してしまっている状態のことです。 また「血」を全身にめぐらせているのも「気」のお仕事なので、「気」のパワーが不足すると、 全身に血液がうまく循環しなくなってきてしまいます。
「冷え」の他にも、普段から疲れやすい、食欲がない、カゼをひきやすい、といった症状を伴います。
このタイプには、からだを温め、「血」の量を増やしてあげる婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)が オススメです。加えて、パワーの「気」を補充してくれる、補中益気丸(ほちゅえっきがん)も併用すると 更に良いでしょう。

2-血液ドロドロタイプ

2-血液ドロドロタイプ

「血」の流れが滞ってからだの血液の循環が悪い状態をいいます。 細い血管のすみずみまで「血」が行き渡らなくなるので、手先や足先などの末梢部分が 特に冷えてしまいます。「冷え」の他にも、頭痛や肩こりがあり、生理痛がひどく、 舌や唇のまわりが暗い紫色になりやすいなどの症状を伴います。
このタイプには、体を温め、「血」の量を増やしてあげる婦宝当帰膠と、 血液の循環を良くする冠元顆粒(かんげんかりゅう)を併用します。

3-ストレス、イライラタイプ

3-ストレス、イライラタイプ

「血」を全身にくまなく送りとどけるのは「気」のお仕事です。 しかし、この「気」は様々なストレスにより束縛されると動きが悪くなり、 その結果「血」の運行も悪くなってしまいます。
冷えのほかに、月経前に胸が張る、イライラするなどの不快症状がひどくなり、 普段でも、ゲップやおならがよく出たり、口が苦いといった症状を伴います。
このタイプには、体を温める婦宝当帰膠のほかに、様々なストレスにより悪くなった「気」の 流れを改善してくれる、星火逍遥丸(せいかしゅようがん)の併用がオススメです。

4-体の芯の熱不足タイプ

4-体の芯の熱不足タイプ

からだを温める機能自体が弱まっている状態をいいます。中医学では、体の芯の熱をつくるのは、 「腎(ジン)」の大事な仕事と考えます。 でも、この「腎」のパワーが生まれつき弱かったり、老化などによってパワーが弱まったりすると、 強い冷え性を引き起こす事があります。
このタイプは他のタイプに比べ、夏にもホッカイロが手放せないなど、「冷え」の程度が かなり強くみられます。また、不妊症にも多くみられます。
冷えのほかに、トイレが近い、夜何回も起きる、冷えるとすぐ下痢する、腰痛があるといった症状を 伴います。
このタイプは、婦宝当帰膠のほかに、「腎」のパワーを補い、体を力強く暖める、 参茸補血丸(さんじょうほけつがん)がオススメです。
自分がどのタイプの「冷え性」かよく分からない、また、もっと気軽に漢方薬を試してみたい方は、 まず婦宝当帰膠をお試しください。からだに必要な血液を充足し、血行を良くする「当帰(とうき)」 という生薬がたくさん入っていて、おまけに天然のコラーゲンたっぷりでお肌までプリプリになりますよ。

冷え性

これらはほんの一例です。他にもたくさんの処方があり、使うお薬はその方の体質に合わせて選びます。メール相談をご希望の方は問診表にお入りください

  • 冠元顆粒(90包) 30日分 効能・効果:中年以降または高血圧傾向のある人の次の諸症:頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸 特徴:中年以降の方、高血圧傾向の方の多くには、血液の循環が悪くなり、頭痛,頭重,肩こり,めまい,動悸といった症状があらわれます。中国の漢方医学ではこのような状態にある人を「お血症(おけつしょう)」といい、血行を改善するために用いられるのが「活血化お」という方法です。冠元顆粒は丹参をはじめ、せんきゅう,芍薬,紅花,木香,香附子の生薬を原料として作られた中国の薬です。

  • 婦宝当帰膠(300ml) 30日分 効能・効果:更年期障害による下記疾患: 頭痛、肩こり、のぼせ、めまい、耳鳴り、貧血、腰痛、腹痛、冷え性、生理不順、生理痛 特徴:本品は当帰を主薬とし、十全大補湯という漢方の処方を基にしています

  • 十全大補丸(720丸) 30日分 効能・効果:貧血症、産後・病後の回復促進、虚弱体質、胃弱、食欲不振、婦人諸症(月経不順、月経痛、冷え込み) 特徴:貧血気味で食欲もなく疲れやすい、冷え症等の症状を改善する薬です。血行を改善する作用、さらに消化機能を高め食欲不振を改善する薬物が配合されています。また体に栄養をつけ、体を温める薬物も配合されています。

  • 蘭州金匱腎気丸(720丸) 30日分 効能・効果:疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少または多尿でときに口渇のある次の諸症:下肢痛、痺れ、老人のかすみ目、かゆみ、腰痛、頻尿、排尿困難、むくみ 金匱腎気丸は3世紀の初め、中国東漢時代の名医・張仲景の著した医学書「金匱要略(きんきようりゃく)」の中に、「腎気丸」として記載されている薬のことで、「八味丸」又は「八味地黄丸」の名称で、古くから用いられています

  • 参茸補血丸(10丸) 10日分 効能・効果:次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病による体力低下、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症 特徴:主薬の鹿茸に人参が加えられた処方です。虚弱体質、食欲不振などの滋養強壮に。