不安感

不安な思い、不安感。誰にでもある事ですね、
ちょっとした環境の変化、 身の回りの出来事などでおこる、ちょっとした不安。それも人間的ですね。
不安感って動物に無い、人間だけのものでしょうか。その感情は大切かもしれませんが、 問題はその不安が過剰に脳を支配してしまう。
それがツラく感じる方が多いんです。

脳を支配?

脳を支配?

脳を支配する、と言うと少し大げさに感じるかもしれません。
しかし実際私が相談を受ける方の中には、
「不安で不安でいてもたってもいられない」
「不安から家内がお風呂に入りません」
「不安感を治したいのですが、薬を飲むのも不安なんです・・」
とおっしゃる方がおられます。
病院では「自律神経失調」「不安神経症」などといって「抗不安薬」というものが 処方されたりします。
たしかに一時的には不安感が改善する方もおられます。でも重要なのは「一時押さえ」 という事です。「抗不安薬(トランキライザー類)」は睡眠薬などと同類の精神に作用 させるお薬、乱用されているのが現状ですね。

体質の問題は?

体質の問題は?

確かに一時押さえも大切かもしれません。
しかし実際、そういった強力なお薬を使用 しなくとも自然に不安感が消えていく方が沢山おられます。 精神薬に頼らず体質を少しづつ健康だった時期に戻す。それが一番ですね。
しかも不安感を持っている方は、不眠や動悸などを併発する場合もかなり多いです。
不安だけを無理に取り除いても、動悸やめまいは残ってしまう、それで健康の為といえるのでしょうか?

原因を考える

原因を考える

不安の原因を考えてみましょう。
心の問題であってコントロール出来るもの でないと思わないで下さい。漢方薬の世界でも「養心安神」といった生薬が存在します。
不安を引き起こす要素の一つとしての「心(こころ)を潤おせない」といった場合に使用します。
簡単に言えば人間が本来持っている「心を潤おすための物質」を正常な量に増やすといった 方法なんです。


これらはほんの一例です。他にもたくさんの処方があり、使うお薬はその方の体質に合わせて選びます。 メール相談をご希望の方は問診表にお入りください