ハーブティーの効能

ハーブティーはハーブを熱湯で抽出し、その抽出液を内服する方法です。
有効成分は消化管から体内に吸収され、血流にのって目的とする部分に運ばれ効果を発揮します。
またハーブティーの香りは鼻から脳に伝わり、内臓の機能を高める働きをします。 ゆっくりと香りを楽しみながらお茶を味わうのが効果的な飲み方です。 ハーブティーの有効成分は、時間が経つと体内で代謝され、汗や尿となって排泄されてしまいます。 成分が体内に存在するためには、毎食後に飲む習慣をつけましょう。

ハーブティーの作り方・・・
ティーポットの中にハーブを入れ、熱湯を注ぐ。
ティーポットのふたをして必ず3分以上おき、成分を逃さないようにする。

ハーブティーの効能

アンジェリカ女性の朝鮮人参"の別名をもつ。造血作用、女性ホルモンの分泌調節作用がある。
適応:貧血、生理不順、生理痛、生理前症候群、更年期の諸症状
エキナセア北アメリカのインディアンが化膿止めに用いたハーブ。
免疫力を高めて体質改善すると共に、抗ウイルス作用、抗菌作用を有する。
適応:免疫力低下、アレルギー体質、インフルエンザ、感染症、ニキビ
エルダーフラワーインフルエンザの特効薬"と言われる。発汗作用、抗アレルギー作用がある。
適応:風邪やインフルエンザの初期症状、花粉症の鼻詰まりや目の充血
☆インフルエンザや花粉症の予防にはエキナセアとブレンドすると良い。
オレンジフラワーオレンジフラワーから抽出した精油がネロリ。鎮静作用、緩和作用がある。
適応:神経緊張による不眠、生理前緊張症、精神不安および
それに伴う抑うつ症状。
オレンジピール(レモンピール)ストレスを緩和し消化を促進する。利尿作用、去痰作用がある。
適応:ストレスによる消化不良、お腹の張り、痰のからんだ咳、むくみ
サフラワー血液循環を改善し、体を温める。
適応:血行不良による筋肉のしびれ・痛み、生理痛、生理不順、
頭痛 ☆貧血を伴う時は、アンジェリカやネトルとブレンドすると良い。
シナモン体を温める性質を持ち、風邪や胃腸の冷えから関節痛、リウマチまで、
あらゆる「冷え」から起こる病気の治療に用いる。
ジンジャーとのブレンドが効果的。
適応:寒気のする風邪の初期、胃腸の冷え・痛み・下痢、
冷えると痛む関節痛、冷え性
ジャーマンカモミールヨーロッパの代表的なハーブで、幼児でも安心して服用出来る。
抗炎症、抗痙攣、鎮静、発汗作用があり、イライラ、不眠、
スキンケアにも効果的。
適応:ストレスによる神経性消化器障害、生理前緊張症、不眠、風邪や
インフルエンザに伴う寒気・頭痛・鼻水、花粉症
ジャスミン神経の緊張を解きほぐし、消化を助ける。
気分を明るくする神経高揚や抑うつ効果がある。
適応:消化不良、神経緊張による不眠、不安感。
☆ローズやオレンジフラワーとブレンドすると効果がよい。
ジンジャー生姜のことで、体を温める作用があり、胃腸の冷えからくる
食欲不振や消化不良、鼻みずにも効果的。発汗作用もある。
適応:寒気を伴う風邪、冷えからくる胃腸の不調、鼻炎(薄い鼻水が多量に出るとき)
☆シナモンとのブレンドが効果的。
ジュニパー作用が強いので長期連用は避ける。
利尿、抗菌、鎮痛、抗リウマチ作用があり、主に泌尿器系感染症の治療や、
関節炎、痛風に用いられる。
適応:膀胱炎、尿道炎などの感染症、リウマチ、痛風、関節炎
セージ昔から長寿のハーブといわれ、老人の記憶力の回復に定評がある。
セージの葉は口とのどに 作用するため、うがい薬やマウスウオッシュ
としても用いられる。抗菌、エストロゲン (女性ホルモン)類似作用がある。
適応:咽頭炎、口内炎歯肉炎などの口内粘膜の炎症、
更年期に伴う異常発汗・のぼせ、離乳時の母乳分泌の抑制
セントジョンズワートサンシャインサプリメントの別名が示すように、出口の見えない
心の暗闇に明かりを灯すハーブ。
生体リズムを調節するホルモン(メラトニン)の分泌を高めることでも知られる。
内服すると気分を軽くし精神を高揚させ、特に更年期の不安やイライラに
絶大な効果がある。 また座骨神経痛などの神経の痛みを緩和する。
適応:更年期や生理時の抑うつ感、不眠、神経痛、打撲による痛み
タイム抗菌作用の強いハーブのひとつで、風邪や口内感染症の予防として、
ハーブティーによるうがいが有効。殺菌性の強い去痰薬。温性のハーブで、
胃の冷えや下痢にも効果がある。
適応:風邪、インフルエンザによる咳、気管支炎、咽頭炎、下痢
ダンディライオンこれを焙煎したものは゛タンポポコーヒー"の名で知られる。
多くのハーバリストに肝臓機能の 回復薬として愛用され、さまざまな病気に
強壮薬として処方される。 解毒作用がありニキビや湿疹に用いたり、
母乳の出を良くする効果もある。
適応:肝機能低下に伴う皮膚炎などのアレルギー症状、妊産婦の滋養強壮および催乳。
ネトルミネラルの宝庫"と呼ばれ、体質改善の目的で用いられる。
鉄分などのミネラルやビタミンCを豊富に 含み、貧血に対して優れた効果がある。
また尿酸を排泄するので痛風や関節痛に用いられるほか、 抗アレルギー作用がある。
適応:花粉症、皮膚炎などのアレルギー体質、貧血、痛風、関節炎、
妊産婦の栄養補給と催乳 (母乳の出を良くする。)
ハイビスカスビタミンCを多く含み、栄養補給に用いる。
利尿や強壮に効き、体調を整える。
適応:スポーツや仕事による肉体疲労、眼精疲労の予防・回復、
消化機能の低下、むくみ。☆運動時や夏場など水分やエネルギーの
消耗が激しい時には、ローズヒップと少量の蜂蜜を加えて
スポーツドリンクとして飲むと良い。
ハニーサックル冷やす性質を持ち、解熱、解毒作用がある。
皮膚炎や風邪によるのどの痛みなどの炎症に効果がある。
適応:のどの痛み・のどの渇き・頭痛を症状とする風邪の初期、
赤味が強く化膿する皮膚炎。
パッションフラワー 習慣性の無い穏やかな精神安定剤として用いられる。
鎮静、精神安定効果がある。
適応:神経緊張、精神不安およびそれに伴う不眠、ストレス性の高血圧、
ストレス性の胃腸障害。 ☆リンデンやベルべーヌと併用すると良い。
ヒース強い抗菌作用を持つ。美白成分アルブチンを含有する。
適応:尿道炎・膀胱炎などの泌尿器系感染症、
しみ・色素沈着の予防と回復。
フェンネル温性で口当たりの良い健胃薬。
消化不良や胃の痛み、お腹の張りを緩和する。
授乳中の母親が飲むと母乳を増やし、乳児の腹痛に効果がある。
適応:消化不良・お腹の張りなどの胃腸の不調、むくみ、
便秘、催乳(母乳の出を良くする) ☆ジャーマンカモミールとのブレンドは
゛ベビーティー"と呼ばれ、幼児の腹痛や疳の虫に効果がある。
ペパーミント(スペアミント)心身をリフレッシュするハーブでモーニングティーや油っこい食事の後に
服用すると良い。 胃腸の機能調節作用をもち、食べ過ぎによる消化不良や、
二日酔いのむかつきを抑える。
適応:消化不良、食べ過ぎ、胸やけ、眠気、ストレス性の偏頭痛。
☆リンデンとの相性が良い。
ベルべーヌ(レモンバーベナー)ヨーロッパで特に人気のあるハーブティー、で夕食後から就寝までに飲むのに最適。
レモンの香りをもち、消化を助け、眠りを誘う働きがある。
適応:神経緊張それに伴う抑うつや不眠、消化不良および胃腸の不調。
マシュマロー気管支炎、刺激性の咳、胃腸炎や、膀胱炎などの泌尿器系の病気に用いる。
粘液質が傷ついた粘膜を覆って刺激から守るとともに、修復を促す。
適応:胃炎、胃潰瘍、尿道炎およびそれに伴う痛み、気管支炎、喘息、
咽頭炎およびそれに伴う痛み。
マローブルー効能効果はマシュマローとほぼ同じ。
ハーブティーの色は青だが、レモンを浮かべると色素変化してピンクになる。
マザーワート強壮・強心薬として動悸・不安・神経緊張などに適する。
子宮収縮を促し、月経痛にも陣痛にも効果的。
産後の子宮の回復と産後出血の予防に服用する。
適応:更年期障害、不安、心臓の衰弱、生理痛、産後の子宮復古不全。
マレインアメリカの先住民インディオが呼吸器系疾患に用いたことで知られるハーブ。
百日咳、結核、喘息、気管支炎など、乾いた慢性の激しい咳に、
粘液質が刺激を和らげる。 穏やかな去痰作用、鎮静作用を持つ。
適応:呼吸器系疾患とそれに伴う不眠症状
マリーゴールド消炎作用や皮膚や粘膜の修復作用があり、生理痛や更年期障害にも効果がある。
適応:胃炎、胃潰瘍などの消化器系疾患、更年期障害、生理痛、生理前症候群
(外用) ハーブティーを湿疹、肌荒れ、皮膚炎に湿布、口内炎には
うがい薬として用いる。 皮膚疾患にはドライハーブをお風呂に入れても良い。
ユーカリ抗菌作用、抗ウイルス作用、鎮咳、去痰作用がある。
適応:気管支炎などの呼吸器系疾患、花粉症・インフルエンザなどの炎症
(鼻詰まり・のどの痛み・目の充血など)
ラズベリーリーフ妊産婦の出産準備のためのハーブティーとして知られ、出産前の1ヶ月前から
服用すると出産が 楽になり、母乳の分泌を促進し栄養価を高める。
鉄分を含み貧血にもよい。
適応:妊産婦の出産準備、貧血、生理痛、生理前症候群
ラベンダーもっともポピュラーなハーブのひとつ。
鎮静、鎮痙効果が強い。
適応:神経性の偏頭痛、神経の消耗、心身の緊張による不眠、ストレス性の高血圧
リンデン鎮静作用、利尿作用があり、特に不眠症に良く効く。
血液を浄化する作用もあり、 動脈硬化を予防すると言われる。
効果が穏やかな為、幼児の落ち着きの無い時や寝つきの悪いときに
カモミールとブレンドして服用してもよい。
適応:神経緊張や心身の疲労およびそれに伴う不眠、神経性の偏頭痛、
ストレス性の高血圧、むくみ。
☆ジャーマンカモミール、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリーなどと
相性がよく、 症状に合わせてブレンドすると良い。 
レモングラスレモンの香りがあり、いろいろなブレンドに使われる。タイ料理やベトナム料理
には欠かせないハーブ。消化器系機能を調節し、神経の緊張を和らげる。
適応:心身の疲労およびそれに伴う食欲不振、消化不良
☆レモンバーム、ベルベーヌ(レモンバーベナー)とのブレンドは
レモニーと呼ばれ、より効果的。
レモンバーム抑うつ症と緊張に優れた効果がありストレス性の胃腸の不調に最適。
冷性のハーブで、 発熱性の風邪に良く、熱をさます。
適応:抑うつ症状、神経衰弱、消化不良、風邪やインフルエンザの初期症状
ローズ鎮静、緩和作用があり、気のとどこおりを解きほぐす。
特に女性の情緒不安定や生理不順に 効果がある。
適応:神経過敏、情緒不安、抑うつ症状、生理不順、不正出血。
☆生理不順、不正出血にはマザーワートとのブレンドが有効。
ローズヒップレモンの20倍のビタミンCを含有するため、゛ビタミンCの爆弾"
と呼ばれる。各種ハーブとブレンドすると相乗効果が得られる。
適応:病中病後の体力低下、ストレス、タバコ・アルコール過剰による
免疫力低下、妊産婦の栄養補給。
ローズマリー記憶力を高め、老化防止、ボケ防止に有効な"若返りのハーブ"として知られる。
体を温め、血行促進し心臓や脳の働きを活発にする
適応:記憶力や集中力の低下、頭痛、関節や筋肉の痛み。
ドライハーブをお風呂に入れると、 筋肉痛を和らげる。